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06月13日

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06月13日

球速等の、お問い合わせについて

マシンを開発した当初よりマスコミの方々からをはじめ、お問い合わせは多く頂いていましたが、最近大変多くの方々から、200(300)㎞/h以上のスピードボールについてお問い合わせを頂きました。

まず、ピッチングマシンは必ずしも必要ではない、あくまで、練習等の補助であると思われます。ただ、必要である場合は、縁の下の力持ち的な存在で、何より安全性の高さと正確さが必須であると思います。

ものつくりに関わる者は、高性能を自負すればこそ万が一という事を想定できなければなりません。信頼をしても、過信する事は、想定外の事故にも繋がります。なにより、ハイスピードボールは開発当初のもので、製品化には必要ないと考えております。

プロ野球の選手の方はマシンで練習される時、あまりスピードのないボールを、いかにバットの芯でとらえるか、もしくはフォームの矯正といった練習を主にされているとお聞きします。

しっかりミート練習等をした後、外眼筋、等を鍛え、動体(態)視力等を良くする目的で、200㎞/h以上のスピードボールを見る分には良いかと思われます。

ただ、スピードボールだけを打つ事は、フォームが悪くなる等の、かえってバッティングの上達が遅くなる危険性もあるかと思われます。

以上の理由等から、当社ではスピードボールの必要性には、それほど重点を置いておりません。

大学等の研究機関、撮影、また各種球技用ボール発射装置等のご利用、ご相談におきましては、従来通りお受け致します。

これからもよろしくお願い致します。